16日朝、静岡県島田市内の静岡空港の建設現場で、土砂を輸送する超大型ダンプトラック(64トン車)が、普通トラックを誤って踏み潰す事故が起きた。普通トラックは大破し、運転していた男性が即死している。
静岡県警・島田署によると、事故が起きたのは16日の午前7時5分ごろ。島田市湯日付近にある静岡空港の建設現場で、場内を移動していた超大型ダンプトラックが、前方を走行していた普通トラックに誤って乗り上げた。
普通トラックは上から押し潰されるようにして大破。運転していた29歳の男性は全身を強打したことが原因で即死。警察では超大型ダンプを運転していた45歳の男性から事情を聞いている。超大型ダンプトラックは64トン車で、タイヤの直径は約2.6m。普通トラックの車高よりも高かった。
超大型トラックは上り勾配を進行してきた直後、前方を横切った普通トラックに乗り上げたとみられており、前方が目視できない状態で突っ込んだ可能性が高いとみられる。