クライスラーグループは来年1月のデトロイトオートショー(デトロイトモーターショー)で3台のデザインコンセプトカーを発表する。クライスラーとしては初の「エコフレンドリー」をテーマとしたコンセプトで、他のメーカーに遅れをとった分を一気に取り戻す勢いだ。
その1台がミッドサイズカーのクライスラー『エコボイジャー』。1回の燃料注入での継続走行距離300マイル=480kmを実現する水素FCV。
丸いシェイプのワンモーションデザインで、4ドア、4人乗り。クライスラーによると「エレガンスを実現するピュア・アメリカンデザイン」で、ロープロファイルのボディながら室内は非常に広く、ゆったりとドライブを楽しめる。200kWのモーター搭載で、0-60マイル/hは8秒ほどで到達と、パワーも秘めたエコカーとなる。
3台のうち市販化を目指す可能性が最も高いエコボイジャー、デトロイトで注目を集めそうだ。