第一交通産業が発表した2007年9月中間期の連結決算は、当期純利益が前年同期比22.8%減の8億6200万円と減益になった。
売上高は同7.2%増の415億3900万円と増収だった。沖縄でバス事業を拡大したのが主因だ。
しかし、燃料費の高騰や金融事業での利息返還請求の増加による利息変換損失引当金の積み増しなどで、営業利益は同30.1%減の23億3100万円と収益率が悪化した。経常利益も同26.2%減の21億9900万円だった。
通期業績見通しは、売上高が同10.5%増の964億円、営業利益が同7.4%増の74億4000万円、経常利益が同7.6%増の69億円、最終利益が同4.0%増の30億5000万円と増収増益となる見通し。