トレーラーからの収納容器脱落、無届け運行だった

自動車 社会 社会

和歌山県警は22日、今月19日に和歌山県岩出市内の県道で、金属製ゴミ収納容器を対向車線側にはみ出させ、対向車と衝突する事故を起こしたトレーラーを所有する運送会社に対しての家宅捜索を実施した。警察への無届け運行だったという。

和歌山県警・岩出署によると、問題の事故は19日早朝に発生した。岩出市押川付近の県道・風吹トンネル(全長312m)を走行中の大型トレーラーに積載されていたホッパーと呼ばれるゴミ収納容器(約4トン)がトンネル内の左側側壁に接触。ホッパーを荷台に固定していたワイヤーが切れて対向車線側にはみ出し、順走してきた大型トラックがそれに衝突した。この事故で大型トラックの運転手が死亡している。

警察ではトレーラーを運転していた男を自動車運転過失致死容疑で逮捕。その後の調べで、ホッパーは積載状態であっても荷台からはみ出ており、警察や道路管理者である和歌山県の許可を得ないまま運送していたことが判明した。

このため、警察では事故を起こした運転手と車両が所属する運送会社の営業所(兵庫県明石市)に対し、道路交通法違反(積載物大きさ制限超過下命)と道路法違反(大型特殊車両の無許可通行)容疑で家宅捜索を実施。運行日誌などを押収している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る