23日早朝、富山県高岡市内の市道を走行中の軽ワゴン車が路外に逸脱。そのまま川に転落する事故が起きた。クルマは約100mほど流され、運転していた58歳の男性が車内から脱出することができず、溺死している。
富山県警・高岡署によると、事故が起きたのは23日の午前5時ごろ。高岡市吉久1丁目付近の小矢部川で釣りをしていた人から「クルマが川に落ちて流された」との通報が寄せられた。
同署と地元消防が捜索を開始。同日午前に水深約4mの川底に沈んでいるクルマを発見。車内からは58歳の男性が救出されたが、収容先の病院で間もなく死亡が確認された。溺死とみられている。
クルマが発見された現場から100mほど離れた堤防上の市道からは、路外に向かってクルマが滑り落ちたような痕跡も発見された。警察では何らかの原因でクルマが路外に逸脱したものとみている。