NECエレクトロニクス、開発から生産まで一貫する体制を構築

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NECエレクトロニクスは、最先端半導体の事業で、開発から本格量産までの期間短縮と費用削減を図るため、開発・試作から生産までを一貫して行なう事業体制に切り替えると発表した。

具体的には、2009年3月を目処に、最先端製品の生産拠点である山形日本電気(NEC山形)敷地内にNECエレクトロニクス山形事業場を設置して同事業場での先端プロセス、デバイスを開発する。 NECエレクトロニクスは今後、山形地区を最先端製品の開発から量産まで行なう一大拠点として強化する。

NECエレクトロニクスはNECの相模原事業場内に、最先端の半導体の開発・試作および少量生産を行なう処理能力月産2000枚の300ミリ前工程ラインを持つが、この施策に伴い2009年3月を目処に同ラインの生産活動を終了し、生産設備をNEC山形に移管する。

これにより、相模原地区の300ミリライン関係のグループ会社を含む従業員約700人は、相模原事業場内にとどまる一部を除き、新設される山形事業場、NEC山形、開発パートナーの32ナノメートル開発拠点、または川崎市の本社などに配置転換となる。

《レスポンス編集部》

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