運転中にシンナー吸引の男、逸脱事故を起こす

自動車 社会 社会

25日早朝、兵庫県尼崎市内の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱して街路樹へ衝突。横転したまま滑走し、約15m先で信号待ちをしていた軽乗用車にも衝突する事故が起きた。運転していた男はシンナーを吸引しており、現行犯逮捕された。

兵庫県警・尼崎北署によると、事故が起きたのは25日の午前5時30分ごろ。尼崎市水堂町3丁目付近の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱。道路左側の街路樹に衝突して横転。車道に跳ね返されたクルマはそのまま滑走し、約15m前方で信号待ちをしていた軽乗用車に追突した。

双方のクルマは中破。軽乗用車を運転していた28歳の女性が頚部打撲の軽傷を負った。警察では乗用車を運転していた24歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。

事故当時、男はシンナーを吸引しながら運転していたとみられ、助手席からは有機溶剤臭のする液体が入ったペットボトルが発見されており、男も使用を大筋で認めているという。

このため、警察では「事故当時の男はシンナー吸引によって、正常に運転できなかった可能性もある」として、その裏付けが取れた場合には逮捕容疑を危険運転致傷に変更することも視野に入れて捜査を続けている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る