ホンダは、軽二輪スクーター『フォルツァ』シリーズをフルモデルチェンジし『フォルツァZ』、『フォルツァZ ABS』を25日から発売する。
今回のフルモデルチェンジでは、新設計の4バルブ単気筒エンジンを搭載し、2006年国内二輪車排出ガス規制に適合しながらも、力強い走行フィーリングを実現した。また、フレームやサスペンションなども新設計とし、従来モデルを上回る上質な乗り心地を実現する。デザインでは、フロント部分のメーターバイザー取り付け位置と形状を変更するなど、ボディー全体の形状を見直すことで空力特性を向上、流麗なフォルムと乗車時の快適性の両立を図った。
エンジンは、従来の2バルブから新設計の4バルブエンジンを搭載。燃焼室形状の見直しやメタルクランク軸受け、デュアルコアキャタライザーなどを採用することで、高出力、低振動、低燃費を実現した。
従来から搭載しているオートマチック機構ホンダSマチックは、7速のマニュアルシフトモードに加え、新たに二輪製品としては世界初の「負荷判別機能」を採用した。これは走行条件に応じて、最適な駆動力を得られるシフトポジションを自動選択することで、登り坂やタンデム走行などで力強い走行フィーリングを実現する。
価格はフォルツァZが69万3000円。