小糸製作所は、子会社の小糸九州が、九州地区の自動車生産が拡大し、特にトヨタ九州向けの部品の生産能力を増強するため、第2工場を建設すると発表した。
九州地区の自動車生産は、急速に拡大しており、今後も増加することが予想され、小糸製作所グループも受注が順調に推移する見通し。
このため、第1工場の隣接地に第2工場を建設する。これにより小糸九州は2工場体制となり、九州地区で自動車用照明機器の生産・供給拠点として、生産能力を増強するとともに、生産効率の追求、コスト低減など「QCD」の強化を図る。
第2工場の用地面積は約5万平方メートルで、建屋面積が約3万平方メートル。投資額は100億円。2008年9月の操業開始を目指しており、生産能力は、2009年には前照灯を年間100万台を生産する体制を構築する。従業員数は500人。