伐採した木が直撃 作業員3人を書類送検

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今年8月、京都府綾部市内の国道173号で、道路拡張工事のために伐採された木が車道側に倒れ込み、これに衝突したバイクの運転手が死亡した事故について、京都府警は3日、作業に当たっていた建設作業員の男3人を業務上過失致死容疑で書類送検した。

京都府警・綾部署によると、事故が起きたのは今年8月23日午後。綾部市寺町付近の国道173号を走行していたバイクに対し、車道を塞ぐように倒れてきたクヌギの木(長さ約15m)が衝突。木は運転していた54歳男性を直撃し、男性は頭部強打が原因で間もなく死亡している。

倒れてきた木は道路の拡張工事に伴い、建設会社が伐採していたもの。車道から4m外側に立っていた。事前の予測では「車道側に倒れることはない」とされていたため、伐採中の車線規制などは行われていなかった。

警察ではこうした判断に作業を行った作業員3人の過失があるとして、3日までに業務上過失致死容疑で書類送検している。

《石田真一》

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