FIA、風洞使用を制限へ

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ

FIAが2008年エアロダイナミックテストをさらに制限することを決めた。チームは風洞を複数使うことはできず、フルスケールモデルの使用も禁止となる。

空力に関する制限事項は以下の通り。
●チームは1基以上の風洞を使用してはならない。
●テスト用流体は大気圧の空気に。
●テストセクションの最大風速は50m/s。
●最大モデルスケールは60%。
●1回の走行でテストできる風洞モデルは1台まで。
●F1チームの風洞使用は最大で1日8時間週5日間、15走行までとする。その他の場合は適用除外。
●風洞での空力テストは、縮小モデルに限り可能で、フルスケールモデルに関しては、FIA承認テストコースで行う。フルスケールモデルのテストは、F1のテスト協定に従うこと。
●フルスケールによる特別空力テストは、年間5日に制限。
●風洞テストからCFD(計算流体力学)への資金の移動をストップさせるため、制限される。
●CFD開発に関わる人員は、合意された人数に制限。
●CFDコンピュータシステムは、ハードウェアのパフォーマンスリミットを設定するために明確化されるが、普及に関してはハードウェア及びソフトウェアの開発のため、年ごとの成長は可。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る