三井鉱山、石油関連事業から撤退

自動車 ビジネス 企業動向

三井鉱山は、2008年3月末を目途に石油関連事業から撤退するとともに、石油関連事業に属する連結子会社バレルオイル社の保有全株式を売却すると発表した。

三井鉱山グループは、1950年代に起きた石炭から石油へのエネルギー転換に対処するため、石油製品の取扱いを開始し、1998年にはバレルオイル社を設立、海外にも進出するなど、石油関連事業の業容拡大を図ってきた。しかし、最近の原油価格高騰や中間卸売業者を取り巻く事業環境の変化などの影響で、収益力が大幅に低下している。

加えて、将来的にも国内需要の拡大が見込めないことや原油価格の高騰懸念などから、今後、石油関連事業を取り巻く環境の好転は望めないため、事業の選択と集中を進めるため、石油関連事業の撤退を決定した。

これに伴って石油関連事業に属し、三井鉱山が97.3%出資する連結子会社のバレルオイル社についても、保有する全株式を第三者に譲渡する。

石油部門の従業員はグループ内に配置転換する予定だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 12分の1『ガンダム』が山陽道・福山SA上り線に登場、公式アパレル自販機も設置
  2. サプライズ! ヤマハの新型125cc、『Fazzio』登場…2025年のモーターサイクル記事ベスト5
  3. ヤマハが初の長距離ツーリングイベント開催、8万円も「高くない」リピート参加したくなる理由とは
  4. 大変身! センチュリー・クーペ&レクサス・ミニバン…2025年の新型車ニュース・ベスト5
  5. アウトバーンで大排気量車にも負けない! 正規輸入された初の『ゴルフGTI』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る