【デトロイトモーターショー08】ランドローバーが「クロスクーペ」出品

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【デトロイトモーターショー08】ランドローバーが「クロスクーペ」出品
【デトロイトモーターショー08】ランドローバーが「クロスクーペ」出品 全 5 枚 拡大写真

ランドローバーは2008年1月のデトロイトオートショー(デトロイトモーターショー)で、同ブランド初のコンパクトサイズ、2ドアモデル、『LRX』コンセプトをデビューさせる。

ランドローバーではこのLRXを「クロスクーペ」と表現しており、狙っているのはサイズが小さくてもプレミアカーというニッチマーケット。

スタイルは他のランドローバーと同じクラムシェルフード、フル4WDの性能を持つが、ドライブトレインはオンロードのパフォーマンス重視。最近の環境問題に対応し、LRXのパワートレインはランドローバーの新しい「ランドeコンセプト」を採用。しかしランドローバーのヒルデセント・コントロールなどのオフロード性能は健在だ。

エクステリアデザインは『レンジローバー』の雰囲気をそのままコンパクト化したもので、ルーフはシースルーパネル。インテリアはダークカラーのレザーと鮮やかなアルミのコントラスト。『iPhone』のためのドッキングステーションも用意されている。

「サステナビリティ」をテーマに、ポリカーボネートプラスティックの採用、野菜を素材とした染料を使ったレザーシート、リサイクル可能なアルミトリム、内装素材の一部はペットボトルをリサイクルしたもの、といったエコ対応も万全。

GMのハマー『HX』コンセプトと妙に重なるターゲットのLRX、SUVもコンパクト化を目指す時代の到来を告げるものとなるのだろうか。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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