ホンダ福井社長、10年にはハイブリッドが1割…年末会見

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ホンダ福井社長、10年にはハイブリッドが1割…年末会見
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ホンダの福井威夫社長は19日の年末定例会見で、同社の4輪車に占めるハイブリッド車(HV)の比率が「2010年ごろには1割程度になるとイメージしている」と語り、環境対応としてのHVの拡充強化を進める方針を強調した。

福井社長は09年に新型の専用車を投入する計画を示し、同車には「新開発の軽量コンパクトなシステムを搭載するとともに、大幅なコストダウンを図る」と述べた。この新モデルだけで年20万台の販売を目指すほか、東京モーターショーに出品した『CR-Z』をベースにした「スポーツHV」も「日米欧を中心とした世界に投入する」と語った。

ホンダは2010年代初頭には年450万台規模の4輪車販売をイメージしており、同初頭にHVの販売は45万台レベルとなる。このため、09年に投入する専用車やスポーツ車のほかにも、HVの新モデルを相次いで投入することになりそうだ。

福井社長は「これまでのHVはイメージ競争の要素が強かったが、これからはビジネスベースで成り立たせたうえでの競争になる」と述べ、新モデルでのコストダウンなどの成果に自信を表明した。

《池原照雄》

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