豊田通商と原子力機構、自動車の金属のリサイクルを共同開発

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豊田通商と原子力機構、自動車の金属のリサイクルを共同開発
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豊田通商と独立行政法人の日本原子力研究開発機構は、原子力研究の高度技術を活用して、世界的に需給の逼迫が避けられない各種金属資源を、環境に配慮しつつ効率的・効果的かつ安全にリサイクルする先進的プロセス技術の共同開発に着手したと発表した。

両者が締結した包括的な共同研究契約に基づく具体的共同作業の一つで、技術的検討の結果、今回実施に踏み切ることで合意した。重要なキーテクノロジーの一つである金属資源の先進的リサイクルプロセス技術を確立して、循環型社会構築への貢献を目指す産学連携による試みとなる。

豊田通商と原子力機構は、金属資源の先進的リサイクルプロセス開発を目指して、現在自動車部品の多くに用いられているアルミなど金属素材の精製、生産について、安全な製造プロセスの確立を目指す。具体的には、高度ガス分析技術に基づく「先進的品質管理システム」の確立、自動車部品や自動車用蓄電池などの「金属元素別精製技術」の開発を開始する。

また、排出ガスの徹底管理などによる「環境に配慮した生産技術」の確立の技術検討にも入る。

近い将来は、廃車からの「ガス回収技術」の共同開発についても開始する予定だ。

《レスポンス編集部》

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