トラックオブザイヤーにトヨタ タンドラ…『モータートレンド』誌

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
トラックオブザイヤーにトヨタ タンドラ…『モータートレンド』誌
トラックオブザイヤーにトヨタ タンドラ…『モータートレンド』誌 全 1 枚 拡大写真

米の人気自動車雑誌、『モータートレンド』誌が「2008年トラック・オブ・ザ・イヤー」にトヨタ『タンドラ』を選んだ。選考課程の詳細などは同誌2月号に掲載される予定。

今回候補となったのはタンドラのほかシボレー『シルバラードHD』、GMC『シエラHD』、フォード『Fシリーズ』スーパーデューティなど、ビッグ3のフルサイズ・ヘビーデューティトラックが中心。日本のメーカーがコンパクトピックアップだけではなく、フルサイズのカテゴリーでもビッグ3に追いつき追い越そうとしている、という印象を与えるものだった。

ただし今回の受賞のいっぽうで、タンドラが何度かリコールを受けているという品質面の批判も浮上。トヨタといえば品質のブランドというのがアメリカでの一般的な受け止め方だが、アメリカナンバー2のメーカーとなった現在、トヨタのリコールが増えていることも問題視されている。タンドラは今年始めに2万台をリコールしている。

『モータートレンド』誌でもこの件に触れ、「リコールは精密部品の塊である自動車にとって、ある意味避けては通れない問題。トヨタの迅速な対応は満足できるもので、そのことが選考に影響を及ぼすことはなかった」とコメント。最終的にはタンドラのデザイン、パフォーマンス、牽引能力などが高く評価された結果となった。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る