【クラリオン MAX8750HD 使ってみた】ビジュアルと使いやすさにこだわったナビ機能

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【クラリオン MAX8750HD 使ってみた】ビジュアルと使いやすさにこだわったナビ機能
【クラリオン MAX8750HD 使ってみた】ビジュアルと使いやすさにこだわったナビ機能 全 11 枚 拡大写真

本機には採用されたWVGAモニターの優れた再現能力は、ナビ機能にも十分活かされている。その魅力を十分に堪能させてくれるのが、街並みをリアルに表現する「スクエアビュー」だ。

窓枠や看板に至るまで建物の一つひとつを、実際の風景そのままに再現し、そのリアル感は街並みをそのまま映像化したかのよう。しかもこの表示を使って進行方向を案内し、その右側には通常地図を表示することもできる。これによって、ビジュアル感を重視した案内と、地図としての実用性を両立させた画期的な表現を実現しているのだ。もちろん、アングル変更も可能。この表示には交差点名やレーンガイドといった都市を走行するには不可欠な案内機能も含まれる。

なかでも評価したいのが、正確なレーンガイド案内だ。都内のいくつかのポイントを走行してみたが、立体交差点での測道への誘導、複雑な交差点での適切な案内方法など、多くの場面で適切な案内を示したのだ。音声でのレーンガイドもわかりやすく、これなら初めて都市部を走行する人でも安心してナビに頼れるだろう。

また、高速道路で遠方に出掛けたときに役立つのが、ETC車だけが通行可能な「スマートIC」に対応したこと。一般料金所での渋滞を避けてルート案内を行えたり、目的地に近い出口を利用できるなど、そのメリットはかなり大きい。高い目的地検索能力を備えたことも本機の大きな魅力だ。

ベーシックな検索機能の中でも使いやすいと感じさせるのが「キーワード検索」。キーワードはタウンページとも連動していて、思いついたキーワードを入力するだけでスピーディに目的地の候補がリストアップされる。また、絞り込む際には自車位置周辺の都道府県を自動的にリストアップするので、その使いやすさは抜群だ。さらに、目的地へ着いたときには周辺に点在する駐車場を自動的に案内する上、そこが満車でも周辺の駐車場を次々に案内するリレー検索も行う。まさに至れり尽くせり。高い表現力によるルート案内と、充実した検索機能によって、カーナビの資質は一段と高まったと言える。

《会田肇》

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