トヨタ、ロシア工場で カムリ の生産を開始

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車は21日、同社初のロシア生産拠点、トヨタモーターマニュファクチャリングロシア(TMMR、サンクトペテルブルグ市)のラインオフ式を実施し『カムリ』の生産を開始したと発表した。

ライオンオフ式には、ロシア政府からナビウリナ経済発展貿易大臣、サンクトペテルブルグ市のマトビエンコ知事、日本政府から森元内閣総理大臣、齋藤在ロシア日本国大使らが出席した。トヨタからは、渡辺社長、奥田取締役相談役、TMMRの水川社長が出席した。式典後、プーチン大統領が工場の視察に訪れた。

渡辺社長は「高い将来性を持つロシアで販売・生産事業を着実に展開することでロシア自動車産業に寄与し、ロシア経済の発展、雇用創出にも貢献できれば」と述べた。

ロシアで完成車工場を稼働するのは、日系メーカーではトヨタが初めて。工場は生産能力が年間5万台。当面は年間2万台程度を生産する。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  3. スズキ『エブリイJリミテッド』に対応、軽キャンピングカーキット発売…ブレイズ
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  5. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る