コスモ石油は、関連会社の東亜石油と合弁の石油基地施設の扇島石油基地を廃止すると発表した。
扇島石油基地は、1968年1月に大型原油船受入基地として設立、2000年3月まで運営してきたが、2000年4月以降は、石油業界の環境を背景に、陸上設備を休止していた。今回、コスモ石油と東亜石油は、経営の効率化のため、扇島石油基地の石油基地施設を廃止する。
廃止するのは、扇島石油基地の原油タンク6基を含むすべての陸上設備、京浜横浜シーバース、海底配管を含む原油荷揚設備で、26日に廃止する。
今回の石油基地施設廃止に伴って、2008年3月期決算で、最大16億円の特別損失を計上する。