クライスラー日本は、1960年代のマッスルカーを現代に蘇らせた最速セダン、ダッジ『チャージャー』の2008年モデルを26日から発売開始した。「チャージャーSRT8」の配車および車両登録は1月25日以降の予定。
2008年モデルチャージャーSRT8モデルでは、インストルメントパネル、ドア内張り、センターコンソールを一身し、よりスポーティなインテリアに仕上げた。また、カップホルダー、マップポケットに照明を取り付けたことで、利便性の向上を図った。
これまでのマルチステージフロントエアバッグ、サイドカーテンエアバッグに、フロントシートサイドエアバッグを追加し、安全装備も追加した。
また、2008年モデルからパフォーマンスモデルのチャージャーR/Tを導入する。R/Tモデルは、ダッジブランド伝統の「ロード&トラック」車両だ。
専用に開発されたロード&トラックパッケージは5.7リットル「HEMI」エンジンにチューニングを加え、最高出力を340PSから355PSへパワーアップした。このエンジンには可変シリンダーシステム(MDS)を搭載し、パワーを必要としない場合には4気筒を停止することで燃料消費量を抑える。
さらに、大径20インチタイヤ、パフォーマンスステアリングギア、パフォーマンスチューンドサスペンションを装備、スポーティなハンドリングによる優れた乗り心地を体感することができる。
インテリアには、通気性の高いスエード革インサートを持つパフォーマンスフロントシートを装備し、シートクッションとシートバックともに、横方向のサポート性の良いシートを採用している。
2008年モデルの価格はSRT8が651万円、R/Tが598万5000円。