新日本石油とグループの不動産部門である新日石不動産は、新日本石油所有の事業ビル6棟と、新日本石油と新日石不動産が共有する事業ビル1棟の、合計7棟を総額423億円で売却することを決定したと発表した。
新日本石油は、第3次連結中期経営計画でキャッシュフローの創出およびバランスシートのスリム化を重点目標のひとつとして推進しており、今回の売却はこの一環として実施する。
新日本石油、新日石不動産は、2008年1月末を目処に事業ビル7棟を信託銀行に信託し、信託銀行から信託受益権を取得した上で、これをイー・ビルディングス合同会社に売却する。
また、新日石不動産は信託銀行から事業ビル7棟の一括賃借(マスターリース)を受け、テナントへの賃貸事業を継続するとともに、併せて信託銀行からビル・テナントの管理業務(プロパティマネジメント業務)を受託する予定。