IT化した駐車場ネットワーク、三井不動産販売が導入

自動車 ビジネス 企業動向

三井不動産販売は、駐車場事業「三井のリパーク」の機能充実と顧客満足度の向上を目的に、新・駐車場ネットワークシステム『Rism(リズム)』を導入したと発表した。開発はNECに委託した。

三井のリパークでは、他社に先駆けて1999年にオンラインシステム「インテリジェントゲートシステム」をいち早く導入し、全国駐車場の稼動状況をリアルタイムで把握・発信できる駐車場のIT 化を進めてきた。

今回新たに導入したリズムは、従来のインテリジェントゲートシステムを大幅に拡張した第2世代のシステムで、従来管理していた駐車場の入出庫・精算・機器故障などの「駐車場データ取得機能」の拡張だけでなく、駐車場稼動データから稼働率や売上状況などを一括簡易に分析する「駐車場データ分析機能」、顧客からの問い合わせに対応する「コールセンター業務支援機能」、駐車場事業地の開設から運営までの「リパーク管理業務支援機能」を加え、これら4つの機能を連携・強化した駐車場運営管理の多様な支援機能を備えた統合基幹システムとなる。

リズムの導入で、24時間365日止まらないサービスを提供している駐車場事業の各種データを、リアルタイムで収集・分析・一元管理することが可能になり、顧客へのより早く、よりきめ細やかなサービスが実現できるとしている。また、管理業務支援機能の追加により、駐車場運営事業の隅々にわたる情報共有や社内連絡帳票などの削減を図り、今後の事業拡大にあわせた業務生産性の向上を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る