生コンミキサー車、走りながら8トンを流出

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15日朝、長野県松川村内の県道や村道を走行していた大型コンクリートミキサー車から生コンクリートが流出する事故が起きた。積載していた全量に近い約8トン分が路上に流れ出し、このミキサー車の後続車がフロントガラスなどを損壊させる2次被害も発生した。

長野県警・大町署によると、警察が事故発生を認知したのは15日の午前7時45分ごろ。松川村内の県道上に大量の生コンクリートが流出しているのを通行人が発見。警察に届け出た。生コンクリートは同村内の県道や村道約2.5km区間で流出。跳ね上げたコンクリートなどでクルマ3台のフロントガラスなどが割れる被害も発生した。

警察が調べを進めたところ、同村内で行われている村道工事現場に向かっていた大型コンクリートミキサー車から流出したことが判明。このミキサー車には約8トンが積載されていたが、ほぼ全量が失われたことが後に判明している。

同署ではミキサー車を運転していた64歳の男性から道路交通法違反(積載物の転落・飛散防止措置義務違反)容疑で事情を聞いているが、調べに対しては「走行中にはまったく気づかなかった」などと話している。ミキサー車のレバーは開放位置に入っており、警察では走行中にレバーが何かと接触。この弾みで閉鎖位置から開放位置に動いてしまったと推測している。

《石田真一》

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