三菱ケミカルホールディングス、三菱化学、三菱樹脂、三菱化学ポリエステルフィルム、三菱化学産資、三菱化学エムケーブイは、21日開催したそれぞれの取締役会の決議を経て、今年4月1日付けで合併する契約を締結した。
これは、昨年2月に発表した機能材料分野の再編・統合に係る基本合意に基づいたもの。
今回の再編・統合は、持株会社である三菱ケミカルの統括の下で、機能材料分野をグループの中核事業の1つとして位置付け、より発展させていくのが目的。
4月に発足する統合新会社は、これまで三菱化学及び機能材料事業子会社4社がそれぞれ行っていたグループでの機能材料分野の事業、経営資源の集約を図り、各社がこれまで独自に培ってきた事業ノウハウを相互に積極的に活用する。
シナジーを最大化し、事業展開力・課題解決力をさらに強化することで、事業子会社として、顧客ニーズによりスピーディかつ的確に対応する。
4月1日で、三菱化学が保有する三菱化学ポリエステルフィルム、三菱化学産資、三菱化学エムケーブイの全発行済株式を三菱ケミカルに、さらに三菱化学の機能材料本部機能材料企画室が所管する事業と同本部機能資材事業部が所管する事業に関して三菱化学が持つ権利義務を三菱樹脂に、それぞれ吸収分割で移管した後、同日に三菱樹脂、三菱化学ポリエステルフィルム、三菱化学産資及び三菱化学エムケーブイが合併する。