松下電器産業は、欧州、米州に続いて、メモリータイプのポータブルナビゲーションシステム、ストラーダ『CN-MP50D』を発売すると発表した。
日本の市販ナビゲーション市場でもメモリータイプのポータブルナビゲーションは急速に普及しており、同社では2007年度には40万台、2008年度には50万台の需要を見込んでいる。同社のカーナビステーション「ストラーダ」で培ったノウハウを集積したメモリータイプのポータブルナビゲーションを開発し、「コンパクトボディ」、「凝縮された高性能」をイメージさせる「ストラーダポケット」と命名、市場投入する。
新製品はストラーダの基本コンセプトである「使いやすさ」に最もこだわった。モニター部には5V型ワイドタッチパネル液晶ディスプレイを搭載し、メニュー画面はすでにカーナビステーションで採用している「簡単ツートップメニュー」をベースに新たにデザインした。これによってカーナビゲーションを初めて使用する人でも直感的にタッチパネルで操作できる。
また、ドライブの目的地検索は付属のSDメモリーカードに収録されたデータベースや、本体のメモリーにユーザーが登録した地点情報だけでなく、同社が運営するユーザー向けコンテンツ「おでかけストラーダ」にも対応しており、最新の情報を入手できる。
AV機能ではワンセグチューナーやLUMIXなどのデジタルカメラで撮影した画像をスライドショー再生できるJPEGビューワーを搭載したほか、コンパクトなナビ本体には充電式リチウムイオン電池を内蔵しているため、ドライブ中の休憩時だけでなく、外出先でも利用できる。