三菱伸銅と三宝伸銅が合併へ、国内最大の伸銅メーカー誕生

自動車 ビジネス 企業動向

三菱マテリアルは、子会社の三菱伸銅と三宝伸銅工業が合併することを正式に決定したと発表した。合併期日は4月1日付け。

三菱マテリアルは、三菱伸銅と三宝伸銅工業を株式交換により三菱マテリアルの完全子会社とした。その上で、4月1日を目処に合併する。

合併により、経営意思決定の統一化、迅速化と、グループ内の垂直的価値連鎖の強化や東西2拠点での効率的な設備投資、機動的・戦略的かつリスク対応力のある生産体制の構築による収益の拡大を目指す。また、開発資源の集中とマーケティング機能強化による開発力の強化や、経営資源の集中による海外展開のスピードアップなどのシナジー効果を目指す。

合併後の新会社は、伸銅品の国内生産量のシェア17%、条製品の国内生産量のシェア25%の国内最大の伸銅メーカーとなる。今後、グループでの開発力、技術力、人材を新会社に融合させ、高機能銅合金条及びエコブラスを中心とした、「開発力、品質、収益力で世界トップクラスの銅加工企業」を目指す。

合併新会社の社名は三菱伸銅で、本社は東京都品川区北品川に置く。資本金は87億1300万円。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る