KDDIは、中部電力から中部テレコミュニケーション(CTC)が保有する株式の一部譲渡を受けると発表した。CTCはKDDIの子会社となる。
KDDIと中部電力は、両社の経営資源を活用し、協調することで中部地区で、より強固な通信事業基盤を構築し、顧客ニーズに対応した利便性の高い情報通信サービスを提供できるとの認識で一致した。KDDIとしては、これにより、顧客基盤・インフラなど、CTCが築いてきた事業基盤を活用して中部地区で通信事業を展開する方針だ。
中部電力が保有するCTCの株式166万709株、発行済株式総数の80.5%を379億3200万円でKDDIが取得する。
中部電力は株式譲渡と同日に、CTCの電気事業用通信線路関連事業に関する権利義務を、会社分割の方法でCTCから承継する。