猪瀬直樹東京都副知事が「緑の東京募金」街頭キャンペーンPRを行う。場所は2月2日正午から上野恩賜公園野外ステージ(台東区上野公園5)。都庁職員1000人もボランティアで参加する。また建築家の安藤忠雄氏も、同日午前10時30分から、調布市グリーンホールでトークイベントを開催。募金を呼びかける。
東京都は、2015年に「水と緑の回廊で包まれた、美しいまち東京を復活させる」ことを目指し、「緑の東京10年プロジェクト」を策定した。
「緑の東京募金」はプロジェクトに賛同する都民から、緑化事業にかける経費の一部を寄付してもらうことで、東京都が都民と一体になって東京都の緑化を推進しようと呼びかける運動。
募金の使い途は4つ。ごみと残土でできた東京湾の中央防波堤内側埋立地に苗木を植える「海の森整備」、都内48万本の街路樹を100万本に増やす「街路樹整備」、都内の小中学校の「校庭芝生化」、多摩の森を花粉の少ない森に変える「花粉の少ない森作り」の中から、募金者が使途を選択して募金することができる。
「職員が自ら打ち出した政策について、職員がボランティアで参加し給料以上の意欲を見せてもらう。それが都民に伝わって期待感を盛り上げる」(猪瀬副知事)
猪瀬副知事の開始宣言後、1000人の職員が都内30か所に別れて、緑の東京募金を呼びかける。また、同時にオリンピック招致PRも行う。
東京都は2010年度までに、8億円を目標に募金活動を続ける。