【シカゴモーターショー08】GMC シエラ ハイブリッド

自動車 ニューモデル モーターショー
【シカゴモーターショー08】GMC シエラ ハイブリッド
【シカゴモーターショー08】GMC シエラ ハイブリッド 全 5 枚 拡大写真

GMは今週開幕のシカゴオートショーで、新しいハイブリッド・フルサイズピックアップ、2009年モデルGMC『シエラハイブリッド』を発表する。GMによると、シエラは「従来のパフォーマンスを損なうことなく、25%の燃費向上を実現する」という。

シエラはGMの2モードハイブリッドシステムを搭載する4つ目のフルサイズSUV/ピックアップトラックモデル。GMではすでに、シボレー『タホ』、GMC『ユーコン』の2つのフルサイズSUV、シボレー『シルバラードピックアップ』でハイブリッド仕様を発表している。うち、SUVモデルは発売済み、シルバラードと今回のシエラは今年後半から終わりにかけて相次いで発売される予定だ。

トヨタなどが採用するシングルモードに対し、2モードハイブリッドにこだわるGMは、その理由について「高速でよりパワーを発揮できる、フルサイズピックアップなどに期待される牽引パワーも2モードの方が大きい」と説明する。

つまりアメリカ人の用途によりかなう方式のハイブリッドは2モード、という考え方だ。

シエラは電気モーターだけで30マイル/hまで走行可能で、6リットルV8エンジン使用時の牽引能力は6100ポンド。ガソリンエンジンのシエラ1500の牽引能力は1万0500ポンドだ。

GMの北米販売担当副社長、マーク・ラネーブ氏は「フルサイズピックアップのユーザーのおよそ5%がハイブリッドを選ぶと予測しているが、反響が大きい場合は生産体制をハイブリッドシフトに組み替える用意がある」とコメントしている。

シエラの2007年販売台数は20万8243台。GMがフルサイズハイブリッド市場に大きな期待をかけていることは間違いない。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る