豊田通商、バイエル マテリアルサイエンスと代理店契約を締結

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豊田通商とバイエル マテリアルサイエンスは、「Baytubes」(多層カーボンナノチューブ)の代理店契約を締結したと発表した。

豊田通商は、バイエルマテリアルサイエンスの独占代理店として、日本、中国、香港、シンガポール、韓国、台湾、インド、マレーシア、タイ、インドネシア、ベトナムでBaytubesビジネスのマーケティング、販売、および技術的な開発とサポートを行う。

カーボンナノチューブ(CNT)は、ナノテクノロジーの優れた実用例のひとつで、その独特の電気的、機械的、熱的な特性により、さまざまな用途に用いることができる。新たに開発した合成プロセスによって、バイエル マテリアルサイエンスは、95%を優に超える安定で再現性のある品質でCNTを大量に商業生産できる。

バイエル マテリアルサイエンスは、多層カーボンナノチューブの増加し続ける需要に対応するため、2007年9月にドイツのラウヘンベルクの生産施設を年間30トンから60トンに引き上げ、生産プラントを稼働させた。

また、レバクーゼンの新工場では、2009年までにナノチューブの年間生産能力をさらに200トン引き上げる予定。

バイエル マテリアルサイエンスが生産するカーボンナノチューブBaytubesは、さまざまな材料の特性を大幅に変える添加物として使うことも可能だ。

《レスポンス編集部》

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