ホンダのコンパクトカーとしては史上最大のヒット作となった『フィット』が2007年10月、2代目にフルモデルチェンジを行なった。新型フィットはヒューマンフィットをコンセプトに掲げ、先代も勝る走りとパッケージングを手に入れているという。
フィットの開発責任者を務めた本田技術研究所の人見康平さんは「先代のフィットはセンタータンクレイアウトを採用し、コンパクトなボディでありながらも広い室内と軽快な走りを両立し、さらに優れた低燃費を実現したことで、多くの方に高い評価をいただきました」と語る。
「そして2代目となる新型は走り、パッケージング、使い勝手を進化の三本柱に据え、全性能を基本から磨き上げることにしました。そうすることで、誰もが乗った瞬間に身体にフィットするような心地よさや、使いやすさが感じられると思います」
新型フィットのデザインやパッケージングは、先代と大きく違う箇所は少ないのだが、エクステリアのボリューム感や室内の広さ、ラゲッジルームの使い勝手などは、先代よりも明らかに向上している。
さらに新型1.3リットルエンジンやトルコン付CVTの採用により、ドライバビリティや燃費性能もキッチリと進化させている。2代目はキープコンセプトに見えても、すべての性能が先代を上回るポテンシャルを手に入れているのだ。
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