ホンダ『フィット』といえばコンパクトボディのわりに、使い勝手に優れた広いラゲッジルームを持つことで高い評価を得ていたが、新型はさらにラゲッジの積載性を高めているという。
開発責任者を務めた本田技術研究所の人見康平さんは「新型フィットのラゲッジはボディの拡大やスペアタイヤを廃止したことで、最大427リットルもの容量を確保することができました」という。
「そして、今までスペアタイヤが収まっている部分は床下収納として使うことができますので、小さい物の収まりもよくなっています。そしてフレキシブルラゲッジボードを新採用して、上下2段に使えるモードや、高さのある物でも簡単に積める3つのモードを用意した、ウルトララゲッジを作り上げています」
「また、先代でも評判のよかったダイブダウンシートは、後席のヘッドレストを取り外すことなく倒せるようになったので、操作性を向上させています。また、後席座面を跳ね上げて背の高いものを運べるトールモードも、新型では継続採用しています」
日本の道路状況を考えれば、スペアタイヤの必要性は少なくなってきているので、そのスペースをラゲッジに使うというアイデアは正解だろう。より使い勝手を向上させたラゲッジスペースも新型フィットの進化が感じられるポイントのひとつだ。
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