出光興産は、原油価格が史上最高値を更新したことから、今後の見通しを発表した。
当面は「ベネズエラやナイジェリアの原油供給不安と、原油価格急騰の中で、OPECが次回総会でどのような決議を出すのかが注目される」としながら、原油価格の予想として「2008年のWTI原油は上限105ドル-下限で50ドル、平均85ドル程度と」予想する。
ただ、3月5日のOPEC定例総会で減産が決議されれば、上限は110ドルを超えることもあるとしている。
2月19日のニューヨーク原油先物市場ではWTI原油価格は取引期間中に100.10ドルと史上最高値更新し、終値でも100.01ドルと記録を更新した。