タクシー強盗を企てた男を運転手が説得、自首させる

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20日午前、香川県高松市内で客を装ってタクシーに乗りこんだ男が、運転手の男性に刃物を突きつけて脅し、現金を奪おうとする事件が起きた。運転手は男を説得、タクシーはそのまま警察署に向かい、自首した男は強盗未遂容疑で逮捕された。

香川県警・高松北署によると、事件が起きたのは20日の午前11時ごろ。これより20分前の午前10時40分ごろ、63歳の男性が運転するタクシーに高松市中心部から乗りこんだ男が「高松市屋島まで行ってくれ」と指示。運転手がこれに従い、高松市屋島中町付近の駐車場までクルマを走らせたところ、男は隠し持っていた刃物を取り出し、運転手に突きつけて「カネを出せ」と脅した。

これに対し、運転手の男性は「今はたいしたカネを持っていない」と拒否。男に対して「あんたも働き盛りなのだからアホなことはやめろ」などと説得したところ、男は観念。再び高松市中心部に戻るように指示したことから、運転手はそのまま高松北署に直行。同署員に男を引き渡し、男は強盗未遂容疑で逮捕された。

逮捕されたのは44歳の男。調べに対しては「カネが欲しかった。運転手には悪いことをした」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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