【ストラーダポケット CN-MP50D 使ってみた】フルナビに迫るハイスペックなナビ機能

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【ストラーダポケット CN-MP50D 使ってみた】フルナビに迫るハイスペックなナビ機能
【ストラーダポケット CN-MP50D 使ってみた】フルナビに迫るハイスペックなナビ機能 全 6 枚 拡大写真

PNDは手頃な価格を実現していることもあって、その性能に「あまり期待できないのではないか」という不安の声は少なからずある。そんなユーザーの不安に対して『ストラーダポケット』は、PNDであってもハイスペックなナビ機能を備えたすぐれものだ。

まず目的地の検索能力。この充実ぶりが凄い。住所は約2000万件を収録、検索では「〜丁目〜番〜号」までの情報を入力すれば行き先をピンポイントで表示可能。これなら友人宅を訪ねるときでも安心して案内が受けられる。

また電話番号の収録件数は約1000万件。電話番号データから目的地がピンポイントで探し出せる。もちろん、名称やジャンル別といった検索機能も揃っているから、目的地を探し出すのにストレスを感じることはない。

加えて見逃せないのが、これまで上位機種の「ストラーダ」で利用できた『おでかけストラーダ』が使えるようになっていることだ。ユーザー専用サイトで取得したおすすめスポット情報をSDメモリーカードにダウンロードし、本体内にその情報を利用することができるのだ。これは、収録した地図データに未収録の、オープンしたばかりの新スポットに出掛けたいときにも有効だし、季節に応じたドライブコースの設定にも役立つ。その便利さは従来のPNDの領域を大きく超えたものだ。

次にルート探索の実行について検証してみたい。ルート探索は目的地を設定すると即座に計算がスタートする。これに要する時間はごくわずか。100kmを超える長距離になればその分だけ遅くなるものの、それでも気になるほど所要時間を要するわけではない。また、ルート探索の結果は、希望に応じて「おまかせ」「高速優先」「一般優先」「距離優先」の4種類から選択することが可能。「複数ルート」を選べば、順番にそのルートを表示することだってできる。最適と思われるルートが選択しやすくなっているというわけだ。

「スマートアシスト」機能の採用にも注目だ。PNDはGPSでのみ自車位置を測位するのが一般的で、これだとトンネル内に入るとGPS信号が未受信となり、たいていの場合はその時点で自車位置が止まってしまう。この機能があることで、トンネルに入る前の速度で継続して自車位置を表示。これによって、トンネルの出口付近での誤差を最小限にとどめることができるというわけだ。このように、まさに本機にはストラーダが培ってきたポータブルナビ技術の数々が凝縮されて搭載されていると言っていいだろう。

《会田肇》

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