飲酒や無免許、無車検車運行の発覚を恐れ、パトカーに体当たり

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21日未明、岐阜県土岐市内で、整備不良容疑でパトカーの追跡を受けていた乗用車が駐車場に追い込まれた際、バックでパトカーヘ体当たりを繰り返す事件が起きた。警察では30歳の男を公務執行妨害の現行犯で逮捕している。男は酒に酔っていたという。

岐阜県警・多治見署によると、事件が起きたのは21日の午前4時25分ごろ。これより5分前の午前4時20分ごろ、土岐市内の国道19号をパトロールしていた同署パトカーが、テールランプの電球が切れたまま走行している乗用車を発見。整備不良の疑いで停止を命じたところ、クルマはこれを無視して逃走した。

パトカーはただちに追跡を開始。クルマは約2km離れた土岐市泉町付近の駐車場に逃げ込んだが、パトカーが退路を塞いだことから、バックでの体当たりを数回繰り返した。双方のクルマは小破。逃走車を運転していた男は取り押さえられ、公務執行妨害の現行犯で逮捕されている。

逮捕されたのは恵那市内に在住する30歳の男。逮捕当時は酒に酔った状態で、無免許運転。乗っていたクルマは無車検(無保険)だった。警察ではこれらの発覚を恐れて逃走したものとみて、男を厳しく追及する。

《石田真一》

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