クルマの発進を制止した母親を故意にはねた女を逮捕

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21日朝、岡山県早島町内の町道で、クルマの発進を制止しようとしていたとみられる65歳の女性がはねられ、意識不明の重体となる事故が起きた。警察ではクルマを運転していた32歳の女を殺人未遂の現行犯で逮捕した。負傷した女性の二女にあたるという。

岡山県警・倉敷署によると、事件が起きたのは21日の午前7時20分ごろ。早島町早島付近の町道を通り掛った人から「女性がクルマの下敷きになっている」という内容の通報が寄せられた。

同署員が現場に急行し、クルマの下敷きになったまま意識を失っている65歳の女性を確認。近くの病院に収容したが、女性は全身を強打して意識不明の重体になっている。クルマの横には負傷した女性の二女にあたる32歳の女が立っていたが、故意にはねたことを大筋で認めたことから、警察はこの女を殺人未遂の現行犯で逮捕している。

調べに対して女は「母親と口論になり、クルマで家を出ようとしたところ、発進を制止されたことに腹が立って、そのままはねた」などと供述しているようだ。この女には精神科への通院歴もあり、警察では刑事責任能力の有無について慎重に調べを進めている。

《石田真一》

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