追突事故を起こした女、当てたクルマを奪って逃走

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21日朝、愛知県豊田市内の市道で、交通集中による渋滞で停車していたクルマに対して後続の乗用車が追突する事故が起きた。追突車を運転していた女は、被害が軽微だった先頭のクルマを奪って逃走。後に窃盗容疑で逮捕されている。

愛知県警・豊田署によると、事故が起きたのは21日の午前7時35分ごろ。豊田市秋葉町付近の市道で渋滞のために停車していたクルマに対し、後ろから来た乗用車が追突。3台が関係する多重衝突事故に発展した。

被追突側となったクルマの運転者が被害状況を確認するために車外へ出ていたところ、追突車を運転していた女が先頭の乗用車(時価約120万円)に乗り込み、そのまま逃走した。このクルマは約1km離れた豊田市下市場町付近の市道でも信号待ちの車列に突っ込み、最後部に位置していたクルマを運転していた女性に軽傷を負わせている。

警察では窃盗とひき逃げなどの容疑で捜査を開始。同市内に住む27歳の女が容疑に関与したものと断定し、窃盗や道路交通法違反容疑で逮捕。盗まれたクルマも発見している。

女は酒に酔った状態。呼気からは酒気帯び相当量のアルコール分も検出された。調べに対して、女は同日早朝まで飲酒していた事実を認めたうえで「自分のクルマは事故でエアバッグが開き、走ることができなくなったが、ぶつけた人たちから責められて怖くなり、早く現場を離れたかった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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