【ストラーダポケット CN-MP50D 使ってみた】ワンセグTVなど豊富なエンタメ機能

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【ストラーダポケット CN-MP50D 使ってみた】ワンセグTVなど豊富なエンタメ機能
【ストラーダポケット CN-MP50D 使ってみた】ワンセグTVなど豊富なエンタメ機能 全 9 枚 拡大写真

「ストラーダポケット」には、ワンセグTV機能をはじめ、デジカメで撮影した画像が楽しめるJPEGビューワー機能といった充実したエンタメ機能が搭載されている。

ワンセグサービスはモバイル端末用に開発された地上デジタル放送の一つで、アナログTV放送のように受信状況の変化で画面が乱れたり、色ズレすることもなく、安定してTV放送が映し出せる。

本機ではこの放送の受信に対応し、番組の詳細がわかる「番組表」など、地上デジタル放送ならではの便利機能も充実させている。受信可能な放送局を自動的に設定する「シーク選局」を備え、その操作は見やすくわかりやすいタッチパネル方式を採用。しかもバッテリーを内蔵し、車外に持ち出してポータブルワンセグTVとしても利用できるのだ。

画面サイズがPNDとしては最大クラスの5V型ワイドということもあって、ワンセグの映像はなかなかの迫力。さすがに12セグほどの鮮明さはないけれど、字幕も鮮明に見えるし、色乗りも豊かで映像からは活力が伝わってくる。

チャンネルを変えるときは、画面に軽くタッチすることで操作ボタンが表示され、これを必要に応じて操作するだけというのも使いやすい。また、モバイル端末らしく、受信チャンネルのプリセットを、「ホーム」と「おでかけ」モードの2通りを用意。出掛けた先でプリセット内容を変更しても、自宅付近ではいつも通りの受信チャンネルが楽しめるのだ。

本機に搭載された「JPEGビューワー」も使ってみるとなかなか面白い。出掛けた先では撮影した画像を少しでも早く見たいもの。この機能を使えば、デジタルカメラで撮った画像をモニター上に映し出せ、しかもスライドショーとして自動的に画像を送って閲覧できるのだ。SDメモリーカード(最大2GBまで、SDHCには非対応)を使って撮影した画像なら、リサイズすることなくそのまま映し出せるのも使いやすい。しかも、気に入った画像を本機のオープニング画面として設定することも可能。出掛けた先でオープニング画面撮影のために思わず力が入ってしまうこともありそうだ。

最後に気になる電源系について。本機では、通常の車載時なら付属のシガーライターコードを経由して電源を取る。しかし、この「ストラーダポケット」では、本体に充電池を内蔵していて、これを約6時間かけてフル充電するとナビゲーション使用時で約4時間、TV使用時で約2時間利用することができる。もちろん、家庭でも楽しめるようにACアダプターも別売りで用意している。これによって、単なるカーナビとしての利用だけでなく、幅広い利用方法を可能にしているのだ。

《会田肇》

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