三菱自動車工業は5日、軽自動車『i』(アイ)の自動変速機に不具合があるとして、国土交通省に改善対策を届け出た。
対象となるのは、2005年12月25日 - 2007年8月29日に製作された5万2983台。
自動変速機のコントロールシャフト端部摺動部の防水構造が不適切なため、さびが発生してシャフトが作動不良となり、パーキング位置に操作してもエンジンが始動できないことがある。また、坂路駐車等で駐車ブレーキをかけ忘れた際に車両が動くおそれがある。全車両、シャフト端部摺動部を清掃し、防水カバーを追加する。
不具合発生件数は19件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。