GPSを利用した運転士支援システム…近鉄が一斉に導入

エコカー 燃費
GPSを利用した運転士支援システム…近鉄が一斉に導入
GPSを利用した運転士支援システム…近鉄が一斉に導入 全 1 枚 拡大写真

近畿日本鉄道は、GPS(全地球測位システム)を活用した「運転士支援システム」を17日から一斉に導入すると発表した。大手私鉄では初めて。

このシステムは、GPS技術を利用して列車の位置特定を行い、その位置情報を基に、音声や発光表示等の方法で、運転士に対し運転支援を行うもの。

具体的には、運転操作のタイミングを逸しないよう、駅の発車直後に次の停車駅名の確認を、ブレーキ操作を開始すべき地点で注意喚起を、ホーム手前で列車の編成両数を、ホーム中央付近で、停止の注意喚起を行う。

また、速度監視機能を設け、制限速度を超えないように音声と発光表示で注意喚起を行うほか、徐行区間の情報発信なども行うことが可能。小型ゲーム機程度の大きさの端末装置を運転士が携帯し、担当する列車の運転席に着脱して使用する。

運転士の心理的負担の軽減を図ることで、オーバーランなどの運転士のミスを防ぐのが狙いだ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る