トヨタ、北米で生産カットへ ピックアップなど

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トヨタ、北米で生産カットへ ピックアップなど
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トヨタ自動車北米では、ピックアップトラックの『タンドラ』、SUVの『セコイア』の生産カットを行う、と発表した。これらのモデルは同社のインディアナ及びテキサスの工場で生産されている。

アメリカでは今年最初の2か月でライトトラックの販売が昨年比で10万台以上減少し、業界全体で頭打ち感があるが、トヨタも例外ではない。例えばタンドラの場合、テキサス工場では月間2万5000台の生産キャパシティがあり、トヨタは1万8000台を売上げ目標としているが、2月の売上げは1万4400台にとどまった。

今回の生産カットの予定台数などは明らかにされていないが、春の終わり頃から実施する予定だという。レイオフなどは予定していない。また、ライトトラック系でもミニバンの『シエナ』は現時点で生産カットの対象にはなっていないという。

タンドラの低迷についてはトヨタ首脳部が今年始めからモーターショーなどでも言及して来たが、トヨタが生産カットを行うのはきわめて異例のこと、とアメリカ国内では話題となっている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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