定員外乗車のクルマが電柱激突、同乗者が抱いていた乳児死亡

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12日未明、大阪府田尻町内の府道を走行していた軽乗用車が路外に逸脱。道路左側の信号柱に衝突する事故が起きた。この事故で生後7か月の男児が死亡。2歳の男児を含む5人が重軽傷を負っている。死傷した男児は後部座席の同乗者が抱いていたという。

大阪府警・泉佐野署によると、事故が起きたのは12日の午前0時45分ごろ。田尻町嘉祥寺付近の府道を走行していた20歳女性の運転する軽乗用車が路外に逸脱。道路左側の信号柱に衝突した。

衝突によってクルマは大破。クルマには大人4人と子供2人が乗車していたが、このうち後部座席に同乗していた19歳女性に抱かれていた生後7か月の男児が前方に投げ出され、全身強打で間もなく死亡。運転していた女性が腹部強打の重体。2歳の男児を含む4人が重軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

現場は見通しの良い片側1車線の直線区間。現場にブレーキ痕は残されておらず、居眠りか漫然運転の可能性が高いという。クルマは定員外乗車の状態。警察では運転していた女性の回復を待ち、自動車運転過失致死傷や道路交通法違反容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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