新日鉄など6社、鋼板加工の合弁会社を九州に設立

自動車 ビジネス 企業動向

新日本製鐵、五十鈴、不動鋼板工業、コイルセンター国光、メタルワン、日鐵商事は、共同出資で、鋼板類の加工及び販売を行う新会社「NS九州スチールサービス」を新日鉄の八幡製鉄所構内に設立することで合意したと発表した。

自動車生産の全国的な主要拠点として発展を遂げている九州地区では、今後とも自動車生産台数の大幅な増加と、それに伴う部品メーカーの能力拡大や新規進出が見込まれている。新会社は、九州地区におけるこうした自動車向け鋼板需要の増大に対応した鋼材加工、デリバリーの拠点として設立する。

安定生産に適した自動化装置も織込んだ新鋭スリット加工設備の設置や生産・デリバリーに関わる一貫管理システムの導入などを図り、高張力鋼板の加工や高い品質管理、円滑なデリバリーをはじめとする顧客の幅広いニーズに対応するとしている。

新会社の資本金は4億円で、新日鉄が15%、五十鈴が40%、不動鋼板が15%、コイルセンター国光が15%、メタルワンが7.5%、日鐵商事が7.5%出資する。工場の建屋面積は8000平方メートルで、スリッターライン1基を新設する。加工能力は2シフトで月間1万2000トン。2009年1月から操業する予定だ。

《レスポンス編集部》

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