モリトとクラレグループが資本提携、面ファスナー事業を強化

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モリトとクラレグループは資本提携することで合意した。

現在クラレの100%子会社クラレファスニング(KFS)が製造する面ファスナー「マジックテープ」「マジロック」の販売について共同で事業を運営しているが、業務提携を強化するとともに、資本提携を新たに結び、緊密な連携体制を構築する。

市場のグローバル化や国内産業の海外移転、ニーズの多様化など事業を取り巻く環境は大きく変化しており、これに対応するためには、両社は新たなビジネスモデルを構築することが必要との判断で一致した。

モリトはハトメ、ホックを始めとする服飾・産業資材(自動車関連含む)の分野で幅広い商材を扱う専門商社で、国内外市場に広範なネットワークを持つ。一方、KFSは面ファスナーに特化した専業メーカーとして、ユニークな商品群と高い技術力、開発力を持つ。両社の強みを生かし、これまで以上のシナジー効果を発揮して市場ニーズに的確に対応するため、資本提携を結ぶ。

具体的には、商社として、メーカー機能の強化をめざすモリトと、販売ネットワークの強化・拡充をめざすKFSが、コア商材である面ファスナーの開発・生産・販売・流通の分野において連携を深め、高い技術力と幅広い素材を持つクラレグループとの連携で新事業分野を開拓する。

資本提携では、モリトはクラレからKFSの株式の30%を買い取る。クラレはモリトが保有する自己株式70万株を取得する。

今回の資本提携でKFSはモリトの持分法適用会社となる。

《レスポンス編集部》

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