電子情報技術産業会が発表した2月の民生用電子機器国内出荷金額は2248億円、前年同月比9.0%増と9か月連続プラスとなった。
分野別に見ると、映像機器国内出荷金額は、1413億円、同8.8%増と9カ月連続のプラスで、音声機器国内出荷金額は、135億円、同3.1%増と2か月連続のプラスとなった。カーAVC機器国内出荷金額は、700億円で、同10.5%増と7か月連続プラスだった。
自動車関連は、カーオーディオでは、カーステレオ(カセット)は同10.0%減と2006年1月以降マイナスが続いているが、出荷規模の大きいカーCDプレーヤは59万4000台、同7.0%増と2か月連続プラスとなった。
カーカラーテレビは10万6000台、同11.1%増と8か月連続プラスとなった。カーDVDは2万9000台、同20.3%増と20か月連続のプラスとなった。
カーナビゲーションシステムは38万6000台、同9.8%増と16か月連続のプラス。2月のソース別構成比は、HDD他タイプ(通信端末等含む)が70.5%を占め、DVD-ROMタイプは29.4%にとどまった。
ETC車載ユニットは31万5000台、同3.9%減と6か月ぶりにマイナスとなった。