イベントデータレコーダーの技術要件を策定 国交省

エコカー 燃費

国土交通省は28日、エアバッグ等が作動するような事故の際、事故前後の車両の運動データや運転者の操作などを記録する車載記録装置であるイベントデータレコーダー(J-EDR)の技術要件を策定した。

エアバッグ作動等を条件に事故時の車両のスピードやブレーキ作動の有無などを記録する装置で、事故後にこれを回収してデータを分析し、被害軽減対策の充実など車両安全対策を向上させることが目的だ。

記録されるデータは、加速度、車両の速度、運転者シートベルトの状態、ブレーキの有無、アクセルの開閉状態などで、事故発生時に数秒間さかのぼって記録する。

技術要件は乗用車と車両総重量3.5トン以下の貨物車に適用するもので、エアバッグコントロールユニットに接続された不揮発性メモリーにデータを記録する。

欧米でも同様の検討が行われており、同省では今後、諸外国の動向も踏まえて適宜技術要件の見直しを行うとしている。

《レスポンス編集部》

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