日産自動車は31日、『セレナ』の給油パイプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、1999年5月28日 - 2005年5月26日の間に製作された31万3033台。
燃料タンクに給油するパイプと取付金具の接合部に塗装がされていないものがあり、パイプが錆びて穴が開き、給油時に燃料が漏れるおそれがある。全車両、パイプを対策品と交換する。
なお、対策品の供給に時間を要するため、暫定措置としてすべての使用者に内容を通知し、長期間使用している車両から順次対策品に交換する。
不具合発生件数は13件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。