「交差点の危険 宮城県版」を作成…日本損保協会

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日本損害保険協会はこのほど、「交差点の危険 - 事故多発地点の原因と対策 - 宮城県版」を作成した。これは交通事故が交差点で多発していることに注目して作成したもので、事故データの分析や現地調査などを行って、原因や対策をとりまとめた冊子だ。

同冊子は、東京都、兵庫県、愛知県、北海道版に続く第5弾。宮城県内の人身事故の多い5か所の交差点について、写真や俯瞰図を使用してわかりやすく事故状況や原因を分析するとともに、交通専門家による提言や改善策を載せている。

ちなみに2006年に人身事故発生件数が多かった5つ交差点は以下の通り。
(1)仙台市若林区六丁の目元町「六丁目交差点」(33件):スピードの出た左折車と自転車の接触事故が多発
(1)仙台市太白区郡山4丁目「鹿又交差点」(22件):国道への合流前の追突事故が続発
(1)仙台市若林区荒町「荒町公園前交差点」(18件):一方通行からの右折車と自転車・歩行者との衝突事故が多発
(1)仙台市青葉区折立1丁目「折立交差点」(16件):直進車と右折車が接触する事故が多発
(1)仙台市青葉区国分町2丁目「広瀬晩翠通交差点」(13件):四輪車と自転車・歩行者が関係する事故が多発

なお、同協会では4月10日(春の全国交通安全運動期間中)に「広瀬晩翠通交差点」で、同冊子を街頭配布して広く交通安全を訴えていくそうだ。

《山田清志》

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