3月30日未明、宮城県気仙沼市内の県道を走行していた軽乗用車が路外に逸脱。道路左側の立ち木に衝突する事故が起きた。クルマは中破し、助手席に同乗していた1人が意識不明の重体。クルマは盗難車とみられており、警察では同乗していた少年3人から事情を聞いている。
宮城県警・気仙沼署によると、事故が起きたのは3月30日の午前0時50分ごろ。気仙沼市長崎付近の県道を走行していた軽乗用車が路外に逸脱。道路左側の立ち木に衝突した。
クルマは中破。助手席に同乗していた17歳の少年が頭部を強打、近くの病院に収容されたが、意識不明の重体となっている。運転していた17歳の少年を含む3人にケガはなかった。警察ではクルマを運転していた少年から自動車運転過失傷害や道路交通法違反(無免許運転)の容疑で事情を聞いている。
現場は片側1車線。運転していた少年は「クルマは盗んできたもの」などと供述しており、警察では窃盗容疑でも調べを進めている。